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英語を学んだその先にあるゴール

将来のゴール

帰国後何ができるのか

海外留学経験のある人の約半数が、留学経験を活かしきれていないと答えたというアンケート結果があるように、英語教育の最高領域に達した留学者全てが、自身のその後の人生で大きく役に立てられていないという現実があります。それは、なぜなのか。理由は簡単なのです。「留学」をしたこと自体に満足してしまい、留学をしたからこそ、帰国後何ができるのかという問題を考える人は、少ないからなのです。

 

将来何がしたいのか

本来、語学学習で最も大事なのは、「留学」という行為自体にあるわけでははく、その経験を活かして将来何がしたいのかと考えることなのです。しかし、残念ながらこの事実に気が付かず、「無駄」に留学してしまっている人もいます。何も考えず、ただ海外で時間を過ごしてしまっただけの人は、なんのために留学をしたのか「わからなく」なってしまうのです。

 

「将来の夢はなんですか?」と聞いた場合、英語を他者より勉強したと思っている人は、口をそろえて「英語を活かした仕事」というはずです。しかし、この「英語を活かした仕事」とは、一体なんのことなのでしょう。英語講師ですか?貿易関係の仕事?それとも外資系企業就職でしょうか?あまりにもザックリしすぎていて、イメージしにくいですよね。自分自身の最終目標が見えていないのに、どうやって「英語を活かす」仕事をするのかなんて、分からなくなってしまっても仕方ないのです。

 

留学は、あくまでプロセス

また、語学というのは、日々進化しています。油断していると、私たちの英語に対する知識など、すぐに「流行遅れ」となってしまうのです。日常的に、いかに英語に触れ続けるか、これこそが語学学習であり、生涯を通して勉強することが真に英語を学ぶということなのです。英語学習のゴール、それは「留学」ではありません。留学は、あくまで自分のゴールをサポートするためのプロセスだということを認識し、本来の目標をしっかり持たなければいけないのではないでしょうか。

 

グローバル人材

昨今、どこの国でもグローバル人材が求められていますが、この「グローバル人材」とは、英語を学び、留学経験のある者を指す言葉ではありません。英語を吸収し、自分の糧として、社会で役立てる人こそがグローバル人材なのです。留学をするために英語を学ぶのではなく、「英語を学ぶための留学」、「留学後の進路」、「なぜ、英語を学ぶのか」という、語学学習の本質を見極めることこそが、英語を学ぶ最終ゴールであり、英語を学ぶもの全員が目指す、グローバル人材なのです。

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