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個を大切にすることこそが、今の時代に必要な教育法

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必要とされている能力

「物であふれかえっている現代の世の中で、どんなスキルが重要視されているのか」

こういった議論がいたるところで飛び交っていますが、皆さん自身は、どんな能力が大事だと思いますか?

 

他者とは違う考え方ができる力

その答えは、「他者とは違う考え方ができる力」です。人類が文明を築き始めて数千年。私たちの科学は日々進化し続けており、数百年前に想像さえしていなかった技術が現実のものとなってきています。

NASAでは、すでに火星移住計画まで始まっているといわれている昨今、「他人には真似できない」発想力が大事になってきているのです。

人が考えられる事柄には、限界があります。数十億人がいる私たちの地球上では、同じような考え方をする人は多数いるでしょう。その中で、「その他多数」に、ならなかった者のみが、歴史に名を刻んできたのです。

 

自分で考えるか

このように「どこか違う人」となるには、幼少時代の教育が大きくかかわってきます。いかに、自分で考えさせるかが重要なのです。では、なぜ、幼少期なのか。言うまでもなく、子供の方が、柔軟な脳を持っているからだといえるでしょう。

100人の大人を1カ所に集め、太陽の絵を描いてくださいといったら、全員が、赤やオレンジを使った丸い見慣れた太陽を書くはずですが、子供の場合、大人の想像をはるかに超えた太陽が出来上がることがあります。それは、青だったり、顔が付いていていたり、もしかしたら円形ですなないかもしれません。

 

柔軟な頭

このように、子供とは、物事の可能性をより広くとらえられるのです。私たちも子供の頃は、このように柔軟な頭を持っていたはずなのですが、大人たちの「統一された」教育により、同じような考えを持つ「大人」へと育ってしまいます。

日本の先生が、宿題を出す時、よく「○○についてレポートを提出しなさい」と口にしますが、英語圏の先生は「○○についてプロジェクトを行いなさい」といいます。

前者は、レポートと断定し、後者は「プロジェクト」という、大きなくくりで課題を与えているのに気が付くでしょうか。

これにより、日本の学校では、宿題の締め切り日にレポート用紙の山が教卓に置かれるわけですが、海外では、多種多様の「プロジェクト」報告がなされるというわけです。

その報告は、模型かもしれませんし、新聞形式のものもあるでしょう。絵本だってあるかもしれません。

 

答えが決まっていない教育方法

こういった答えが決まっていない教育方法が、子供達の「個性」を磨いていくのです。確かに、他者とは違う考え方を持つ生徒は、手のかからない優等生ではないかもしれません。

しかし、こういった、特殊な考え方が「できる」子供が、将来、私たちが思ってもみなかったような発見をし、私たちの生活をより豊かにしてくれる研究を行うのではないでしょうか。

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