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外国脳に育てるには子供を否定しないこと

否定された子供

この記事は、子供をお持ちの方や教育関係者にぜひ読んでもら記事です。「外国脳に育てるためには」つまり、グローバル社会で活躍できる人材を育てるためどんな教育が必要なのでしょうか?

あれはダメ、これはダメ

「日本人は、自分の意見が言えない」と海外の人によく言われがちですが、私たちはいつから、自分の考えを表に出さないようになってしまうのでしょうか。子供の頃は、自分がしたいように日々を過ごし、しっかりとした「意思」があったはずです。

しかし、成長する過程で、いろいろな大人に、「あれはダメ、これはダメ」と「ダメ」なものをたくさん作られてしまい、自分から新しいことをしなくなってしまいます。これが自主性を損なわせる要因なのです。

 

ただ否定されている

「これは、危ないからダメ」と言われても、何が危ないのか、説明してあげなければいけません。ダメの過程を教えてあげなければ、子供はただ否定されているだけという気持ちになり、嫌な気分だけが残ってしまうため、自分から何かをするという行動を少しずつやめてしまうのです。

 

欧米の親が、子育て中に子供によく問う言葉があります。「Do you know why?」です。日本語に訳すと「なぜだか分かる?」となります。子供に問うことにより、子供自身が理由を考え、その理由が分かった瞬間、「否定」が「真実を教えてもらった」という肯定的な事実に変わります。この繰り返しが、子供の考える力を育てると同時に、自主性を損なわない教育方法となるわけです。

 

相手を否定してしまっている

日本文化では、物事をストレートに言わず、オブラートに包んで相手に伝えることが美徳とされ、自分自身を前へ出すことを、自然と抑制されてしまいます。この独特な文化が、さまざまな「ダメ」を作りだしており、「ダメ」という2文字が相手を否定してしまっているということに気が付いていないのです。

 

世界から見ても、自分の意見をはっきりと言わないのは、日本くらいであり、嫌々付き合いで自分の意に反したことを行うのも日本人くらいなのです。欧米諸国では、嫌なものは嫌といい、自分の意見をきちんと言葉にすることができます。

 

自分の意見をいう

しかし、この「自分の意見をいう」という行為を「わがまま」と勘違いしてはいけません。意見というのは、筋が通っていなければいけないのです。これは万国共通であり、人の世のベースといえるでしょう。このように、自分が正しいと思っている意見を言えるような大人に育てるには、何事も否定から入ってしまう考え方を変えなくてはいけません。

 

数々の「ダメ」で育ってきた子供は、否定されることに対し、臆病になってしまいます。この日本独特の教育方法では、世界に出てからの自分の立ち位置を見失ってしまいます。何事も「ダメ」なのではなく、「なぜ」なのかを子供と一緒に考えて、子供が自分自身で理由を語れるように、導いてあげましょう。こうすることで、よりグローバルな考え方ができる、頭を手に入れることができるのです。

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