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海外旅行者が持参する日本のガイドブック、東京イチオシの場所は意外な場所?!

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観光客数は右肩上がり

近年の円安によって海外からの観光客数は右肩上がりで、東京オリンピックに向けて観光客は更に増えると言われています。この様な千載一遇のチャンスをみすみす逃すのはもったいないですし、これを機会に英語を本格的に勉強する人が増えています。

もしも日常生活で、もっと英語を話したいと思われているのでしたら、例えば、代々木駅前の周辺地図表示板の前には、海外からの旅行者達がガイドブックや地図、またはスマートフォンの地図アプリと周辺地図表示板を見比べて、キョロキョロしている様子を見かけることでしょう。まさに英語を話すチャンスです!1日に数人(組)と英語を話すことが出来ます。

興味があって聞いてみたところ、彼らが東京で訪れている場所は、浅草、スカイツリー、皇居、銀座など王道と言える人気スポットですが、次に訪れる場所は新宿、代々木方面という人が多いです。代々木駅を下車した人達が行きたい場所は、代々木公園か明治神宮です。代々木だから代々木公園・・・そう思うのも無理ありませんが、実は最寄り駅は隣の原宿駅です。明治神宮にしても代々木から行かれるのは裏門である(北参道)で、日本人だと正門である原宿(表参道)から行こうとします。海外のガイドブックは英語で一体どのように紹介しているのか不思議でなりません。更に困ったことに、彼らのガイドブックの地図は、東京23区がB5版で1枚に小さく載っているようなものが多く、思わず苦笑してしまいます。

 

なぜ「代々木公園」が人気なのか

とても不思議に思えるのですが「代々木公園」は何故、こんなにも海外からの旅行者達に支持されているのでしょうか。そこへ行きたい理由を尋ねると、殆どの人の目的は散歩ではなくイベントだそうです。

代々木に住んでいながら、近所の人との会話でも、代々木公園に行ったという話はそれほど出てきませんし、どのような魅力的なイベントが催されているのかウェブサイトを探しても、何故海外の人の興味を惹きつけるのか分かりません。しかし、代々木公園は海外のガイドブックではイチオシの場所であり、実際に人気ナンバーワンの場所なのです。

彼らから電車での行き方を尋ねられた際は「何番線で何駅目で下車」まで伝えてあげるのがベストです。それから、海外の旅行者が最も混乱するのが、日本には沢山の地下鉄が走っていることです。彼らが持っている路線図を見せてもらうと、地下鉄の路線図を見せながら地上線を探している人も居ますし、その逆もあります。

 

フラリと立ち寄る

一方で「歩いて行きたい」という人が少なくありません。英語での道案内は、電車の乗り方の説明よりも難しいものです。海外の人達は普段、車移動が多いこともあってか、旅行中くらいは歩いてじっくり景色を楽しみ、途中で気になったお店などに、フラリと立ち寄るというスタイルで旅をする人が多く、最近は英語のメニューを用意するお店も増えてきていますし、英語の標識も増えてきました。海外の旅行者が多い地域では、独自に英語のグルメマップや観光ガイドマップを作成しているところさえあります。

歩いている旅行者を見ていると、彼らが面白いと興味を持つ景色は、普通に私達の近くにあるということに気付かされます。電車がひっきりなしに行き交う景色が珍しく、踏切でシャッターチャンスを狙っている人も多くいます。タクシーのドアが自動で開いたり、時刻表通りにバスや電車が来ることに驚き、町中では壊されることもなく自動販売機が整然と並んでいる風景が面白くて、写真を撮っている人もいますし、お店の外にまで商品を置いている様なお店の様子も、彼らには何故商品が盗られないのか不思議なのですが、どれも私達日本人には当たり前の日常風景です。

 

Do you need a help?

はるばる日本に来て、色々なことに興味を持ってくれている人達が道に迷っているのですから、勇気を出して英語で話しかけてみましょう。その時は「(Do you) need a help?」と言えば、困っていることを言ってくれます。ご自身の地域で何度も英語で話しかければ、何を探しているのか、何処へ行きたいのかは大抵決まってくるものです。

「またその場所?」と思うかもしれませんが、何度も何度も同じことを英語で説明する、あるいは同じ場所でも違う英単語や英語のフレーズで説明してみることで、説明の方法が洗練されていくのに気付くでしょう。そして、余裕があれば「どちらからいらしたのですか?」とか「その他に行きたいところはありますか?」など、会話をどんどん増やしていくと、よい英語の勉強になります。

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